| 山芋を洗うと砂金がぽーろぽろ |
| 昔々、山科の里に貧乏だが働き者で、近くの山で芋(じねんじょ)を掘って暮らす藤五郎という若者がいた。ある時、方信という長者が、観音様のお告げで娘の和子を嫁にと訪ねてきた。二人は祝言を挙げるが、藤五郎は持参金などすべて村人に与えてしまう。方信からある日砂金が届いたが、実った稲を食べる雁に思わず砂金袋を投げつける藤五郎。あきれて嘆く和子。「こんなもの、芋を掘りゃいくらでも出てくる」という藤五郎についていくと、山芋のひげに光る粒がついていた。これを洗ったのが金城霊沢で、"金洗い沢"が金沢の地名の由来だと伝えられている。さて、藤五郎伝説にあやかり、一攫千金となるか?? |
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| 霊沢の湧き水といわれの碑文 |
| 金城霊沢はこの辺りに多い湧水の一つであり、1年中こんこんと湧き出る水は、茶会や文化財保存用の正麩糊(しょうふのり)に利用されている。正月三が日はこの水でいれた昆布茶が、隣接の金沢神社で振る舞われる。また、金城霊沢横に瑞鳥といわれる鳳凰の形の石が置かれた鳳凰山がある。その祠には、通説とは少し異なる金城霊沢のいわれが彫られており、加賀藩13代藩主前田斎泰の命で臣下の津田鳳卿が本文をつくったとされる。 |
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